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木村剛の伯楽諌言
「「第3の道」は「サディスト経済学」だ!」

FJFJ発行人・木村剛

昨年12月30日、鳩山政権は「新成長戦略」を公表した。
GDPを2020年度まで実質で年2%、名目では3%を上回るペースで成長させるという。

 名目GDPでいうと、現在の470兆円を650兆円に増加させることになるのだが、足下まで6四半期連続で50兆円減ったものを、これから10年で180兆円も増やすというのだから、その格差たるや230兆円。劇的な変化だといえるだろう。

 環境・エネルギーと医療・介護で100兆円の需要を生み出し、420万人の雇用を生み出す。日本を訪れる外国人を2500万人にまで増やすので、観光業における雇用が56万人も増える。食料自給率を50%にするとともに、農産物輸出を1兆円までに育てる。アジアにおけるヒト・モノ・カネの流れを倍増し、失業率を中長期的に3%台にまで持っていく。

 なんとも素晴らしい話である。
 ただ、それを実現するための道筋がわからない。
 公共事業に依存した「第1の道」ではなく、小泉構造改革のような「第2の道」でもない「第3の道」を目指すとしているのだが、その内容がみえない。菅直人副総理兼財務相は、「第1の道」は政官業の癒着や税金のピンハネ構造を生み出し、市場原理主義に塗れた「第2の道」は一部の選ばれた企業に富が集中し、国全体の成長力を低下させたと批判するのだが、「地球温暖化や少子高齢化対策で新しい需要を生み出す」という「第3の道」の道筋が不明なのだ...


続きはFJ4月号で


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