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木村剛の伯楽諌言
「100年に一度のチャンス」に転じよ!

FJFJ発行人・木村剛

年初早々、暗い話ばかりするのもなんなので、あえて明るく展望することにしよう。
 2008年末の日経平均株価は8859円56銭で、年初から5831円85銭安の▲39.7%で終わったが、
売られ過ぎの感がないわけではない。

つぶさに検証すれば、優良企業の株が格安の値段で買える絶好の買い場という側面だって浮かび上がってくる。

 日本株のPERは12.88という低水準。PBRも0.95と解散価値を下回っている。東証一部上場の株に限っても、1234社のPBRが1を割り込んでいるのだ。こんなチャンスはざらにはない。

 税引前配当利回りも十分に魅力的だ。トヨタ自動車ですら4.90%の予定配当率。日産自動車にいたっては9.69%の高水準。日本経団連会長を送り出しているキヤノンだって3.97%だ。無論、減配や無配転落が予想されるから、それだけで割安と言い切れないというのは事実であるが、長期間の投資に耐えられるのであれば、0.5%未満の定期預金に預けるより有利な銘柄は決して少なくない。

 そして、純粋な投資でなければ、もっと可能性は広がる。それは、事業に対する投資という意味合いだ。

 各種の指標が明確に示しているように、現在ほど、企業の価値が低く評価されているときはない。将来に売却することを前提とする純投資ではなく、未来永劫持ち続けてシナジーを得ていく事業投資なのであれば、これほどのチャンスはないともいえる。

 事業価値に比較して、株価が低い企業を想定しよう。その企業の事業から産み出されているキャッシュフローに加えて、事業の再構築によるコスト削減効果や自社が営む事業とのシナジー効果が見込まれる場合、それらを足し合わせた価値は、株式の時価総額を大きく上回る。有能な経営者であれば、その企業の株を買うことを恐れる理由は何もないはずだ・・・

続きはFJ3月号で


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