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日経225先物・オプション~FJマーケットデータ

「mini」の登場で注目度が高まっている「日経225先物」。
「日経225オプション」と合わせて検証する。

構成= FJ 編集部

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先物とオプションの違いは?

「日経225先物」と「日経225オプション」は、共に日経平均株価を原資産とする金融商品で、大阪証券取引所、米シカゴのマーカンタイル取引所(CME)、シンガポール取引所(SGX)などに上場している。
 各商品の特徴を見る前に、「先物取引」の特徴を確認すると、▽決済期限がある▽証拠金が必要▽レバレッジをかけて資金以上の額の取引が可能▽相場が下がっていても利益をねらえる――などが挙げられる。この期限のことをSQ(Special Quotation)日といい、日経225先物の場合、3、6、9、12月の直近5カ月を限月とする商品が取引されている(日経225オプションは、3、6、9、12月の直近5カ月と、そのほかの直近3カ月の計8カ月)。期日は各限月の第2金曜日となっている。その日までに決済していないと、強制的に反対売買で決済される。「相場が下がっていても利益をねらえる」というのは、「売り注文」から出せるためだ。株取引やFX(外国為替証拠金取引)でも同様の注文ができる(だが先物の場合、信用取引と違って金利や貸株料が必要ない)。たとえば「日経平均はこれから下がる」と予想し、1万3000円で売り、1万2500円で買い戻した場合、単純計算で500円の利益となるわけだ(税金や手数料は考えない)。
 一般に、「先物取引」と「オプション取引」の違いは、「先物」が「売買することを約束する権利」であるのに対し、「オプション」は「売買する“権利”を取引すること」という点だ(表1)。

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具体的に見てみよう。「日経225先物」は、「あらかじめ定められた期日(満期日)に、日経平均株価を“現時点で決められた価格”で取引することを約束する」もの。満期日まで待たなくても、反対売買を行うことで決済することもできる。
 一方の「日経225オプション」は、「あらかじめ定められた期日(満期日)に日経平均株価を、“あらかじめ定められた価格(権利行使価格)”で売ったり買ったりできる権利」のこと。売る権利をプット(オプション)、買う権利をコール(オプション)と呼ぶ。
 違いはどこにあるのだろうか。「日経225先物」は、満期日を迎えれば、日経平均株価がいくらになっていようが、約束していた取引を行わなければならない(SQ)。これに対し、「日経225オプション」は、買った権利を行使する必要はない。利益が得られる株価になっていれば行使すればいい。行使せず放棄すれば、権利の購入代金(プレミアムという)が損失となる。
 具体例を想定してみよう(以下、手数料などは考えない)。
 日経平均が1万4000円のとき、「日経225先物」では、たとえば「1年後に( 今と同じ)1万4000円で買う約束」をしたとしよう。もし、株価が下がって、1年後に1万2000円になっていても、1万4000円で買わなければいけないので、損失は2000円。逆に株価が上がって1万6000円になっていても1万4000円で買えるので、この場合は2000円利益が生じるわけだ。

続きはFJ10月号で



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