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いよいよスタート、米大統領選挙
保護主義台頭で気になる外交政策

米大統領選挙がいよいよスタートした。1月3日にアイオワ州で開かれた民主、共和両党の党員集会で、民主党ではバラク・オバマ上院議員が、共和党ではマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事がそれぞれ勝利した。
「米国史上初の女性大統領か、それとも黒人大統領か」と注目を集めてきた民主党の候補者選びでは、バラク・オバマ氏のほかに、ヒラリー・クリントン上院議員、ジョン・エドワーズ元上院議員という支持率上位3人が激戦を繰り広げてきた。

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 これまではクリントン氏が先頭を走っていたが、人気のある黒人女性テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー氏がオバマ氏支持を表明したことで状況が一変し、年末ごろからテレビや新聞の世論調査でオバマ氏が急追していた。クリントン氏は今回の敗北で大きな痛手を被った。
 一方の共和党も、大統領、副大統領が出馬しない「本命なき候補者選び」になったこともあって、激しい選挙戦が繰り広げられている。ルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク州知事が序盤戦をリードしてきたが、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を支持してきた宗教系保守層を、ハッカビー氏が取り込んで、アイオワ州で勝利を収めた。
 続く1月8日のニューハンプシャー州予備選挙では、共和党のジョン・マケイン上院議員が勝利して、さらに混戦模様を強めている。一方の民主党は劣勢が伝えられていたクリントン氏が接戦を制し、アイオワ州での「借り」を返す形となった。
 今後のヤマ場は20を超える州で党員集会や予備選挙が開かれる2月5日のスーパーチューズデー。大票田であるカリフォルニア州などが実施日を2月5日に前倒したことから、ほかの州もこれに追随し、今年は「メガチューズデー」と呼ばれている。
 この2月5日に約半数の代議員の支持する候補者が決まることから、「今年は短期決戦」と言われている。

「変化」と「経験」の対決──民主党
 オバマ氏は、ブッシュ政権からの「変化」を強調し、若者などを中心に支持を集めている。開戦当初からイラク戦争に反対する立場を貫いてきたオバマ氏の外交・安全保障アドバイザーは、ブッシュ政権のイラク政策に批判的なメンバーが名前を連ねている。クリントン政権で大統領補佐官を務めたアンソニーレイク氏や同じくカーター政権の大統領補佐官だったズビクネフ・ブレジンスキー氏などの大物もいて経験不足との批判をかわす役割を果たしている。
 一方のクリントン氏は・・・


続きはFJ3月号で



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